薬王堂気まぐれ通信使bU27 2011・7・24
Yakuoudo Capricious Communications Satellite
広島県の北の端、道後山と猫山の裾野にやってきました。
高原は夏真っ盛り、それでも頬に当たる風は涼しく感じます。
時の花、カワラナデシコが咲いていました。
ヒメザゼンソウ
アキノタムラソウ
ノアザミ
ユウスゲ
ハンカイソウ
ハンゴンソウ
ハンゴンソウにとまる蝶(アカタテハ)
オオハンゴンソウ
サワヒヨドリ(とまるのはミドリヒョウモン♂)
ヒヨドリバナ(とまるのはアサギマダラ♂)
オトギリソウ
ホタルブクロ
オオバノトンボソウ
ムカゴニンジン?
ガンクビソウ
ゲンノショウコ
木本は
イワガラミ(花アップ)
ツルアジサイ
カシワ
実があるものは
コバノフユイチゴ
ヤマボウシ
マユミ
オトコヨウゾメ
オオカメノキ
など・・
蝶やトンボ(ナツアカネ♀)、クワガタ、アブもいました。
林床にツチアケビの花を見つけます。
ツチアケビはれっきとしたラン植物
ツチアケビ
もう少ししますと子房が膨らみウインナーソーセージのように赤くなります。
昔、胃薬や産後の乳を出す薬として煎服したとか!
花を近接撮影してみました。
アリが来ていますが蕊柱に頭を突っ込み受粉を促す昆虫はもう少し大きなものだと思います。
なぜかしら動物が歩く道のそばにあります。
日当たりのいい場所にキハダが数本見られます。
ミカン科の植物ですが葉は羽状複葉でウルシ科に似ています。
キハダの樹形
樹皮を見てみましょう!
表皮を去った甘皮(真皮)を黄柏(オウバク)として胃薬に用います。
確認のため一部樹皮を取ってみます。
その後、張り付いてくれるように樹皮を貼り付けておきました。
高原の夏、次回はもう少し高いところに行ってみましょう。
※蝶と昆虫の鑑定は詳しい友人に同定してもらいました。
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